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全ての妊婦さんに、
安全なお産と家族計画を
全ての妊婦さんを対象に、無償で必要な医療を提供しています。また、家族計画に積極的に介入しています。
当初、MABADILIKOは無償医療を提供するターゲットを「国内避難民」に限定してプロジェクトを遂行していく計画を立てていました。
ところが、エコーキャンペーンで見えてきた現地の医療アクセスの状況は悪く、内紛による情勢不安が、農業・経済・医療アクセス・教育など、市民の日常生活のあらゆる場面にとてつもない打撃を与えてきたことが浮き彫りになりました。
そのため、ターゲットを国内避難民に限定せず、「全ての妊婦」と、対象を修正しました。
病院で安全なお産ができる環境を整えることに加えて、妊娠期間中・産後の健康問題をフォローしています。
・妊婦検診(妊娠期間中、3度のエコー検査)
・マラリアの予防と治療
・感染症の予防と治療
・HIVウィルスの母子感染予防
・中等度の貧血の予防と治療
※妊娠中のマラリア感染は母児双方に悪影響を及ぼすため、予防・治療が重要です。
HIVウイルスの母子感染は妊娠中・出生後の適切なフォローにより、防ぐことが出来ます。
貧血の治療は胎児の奇形を防止することにもつながります。
また、妊娠期間中より「それ以降の望まない妊娠」を防ぐ家族計画に積極的に介入しています。
経済的に困難である家庭状況であるにもかかわらず、多産によって更に家庭・子どもの貧困の度合いを悪化させてしまうということが往々にしてある現地事情。
そうした状況を招く要因には、避妊の知識がない、方法が分からない、手段へのアクセスがないといったことが挙げられます。
「望まない妊娠」を防ぐことは貧困スパイラルを脱却する鍵の一つとも言えます。
そのため、MABADILIKOは妊娠期間中からの家族計画の啓蒙に力を入れています。
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