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5歳以下の子どもの
先天性・慢性疾患を治療
現地で、これまで受け皿のなかった、継続的なフォローが必要となる子どもの先天性・慢性の疾患に焦点を当て、無償で治療する活動を行っています。
避難民キャンプの視察と、病院での日々の診療活動を経て、「私たちMABADILIKOは医療を提供する団体として何をするべきであるか」ということが、次第に見えてきました。
現在、DRC東部には数多くのNGO・国際協力機関がそれぞれの分野でプロジェクトを展開しており、水・食料・医療・衛生などの面から様々な援助を行っています。けれども、現在も増え続けている、膨大な国内避難民の数に対して、提供されている支援は質・量ともに全く十分ではありません。
「医療」に関しては、マラリアなど、比較的治療が簡単(3日間の服薬で完了)な疾患については受け入れ先があるものの、先天性の疾患や慢性的な疾患に対する治療を提供している機関はなく、それらの疾患については支援の手が回っておらず、少なくない症例数がフォローされることなく放置されたままになっているという実態が明らかになりました。
それらの現状を踏まえて、MABADILIKOは下記に記載したような5歳以下の子供の、先天性・慢性疾患に焦点を当てて無償で医療を提供する活動をスタートさせました。
・鎌状赤血球症
・一型糖尿病
・てんかん
※鎌状赤血球症はその大部分がサハラ以南のアフリカに集中する(毎年30~40万人の新生児が発症)、先天性(遺伝的)の疾患です。生涯にわたって、免疫不全・貧血・疼痛に対する対症療法が必要となります。
一型糖尿病・てんかんについては、個々の病状を踏まえた投薬管理・フォローを必要とします。
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